FAAVO岡山オーナーインタビュー

FAAVO岡山 オーナー
レプタイル株式会社 代表取締役社長 丸尾 宜史さん(取材2014年6月)
 
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2013年9月に、都道府県オーナー制度の2例目としてオープンした「FAAVO岡山」。今回はFAAVO岡山のオーナーを務めるレプタイル株式会社(岡山県苫田郡)の代表取締役社長 丸尾 宜史 さんにインタビューをさせて頂きました。

FAAVO岡山の運営を開始して約9ヶ月で、どのような変化がおこったのでしょうか?

FAAVO運営責任者の齋藤が、岡山にあるレプタイル社の古民家オフィスにお邪魔してインタビューさせていただきました!

自己紹介をお願いします

齋藤:
今日はこんなに素晴らしいところにお招き頂きありがとうございます。まずは簡単にレプタイル社さんの紹介をお願いします。

丸尾:
岡山県でレプタイル株式会社を運営しています。主な業務は岡山の地元の企業のマーケティングのお手伝いをやっています。

この地域(津山市)って人口がとても減っているんですね。現在の人口10万人のうちこれから30年間で約2万人減ると言われています。

私はUターン組なんですけど、地元の人口が減っていくことが悔しくて、地元に帰ってきてほしい、同級生なんかも帰ってこれるような故郷にしたいと思っています。その為に、WEBマーケティングの力を利用して、この地域の魅力を発信しています。

齋藤:
ちなみに、Uターンされてきた時期はいつごろでしょうか?

丸尾:
Uターンしてきたのは5年前くらいです。その時は地元の企業に就職して、3年ほど働いたのち独立しました。レプタイルの設立は2年前くらいになります。

齋藤:
なるほど。ちなみにどのような経緯で独立されたのでしょうか?

丸尾:
元々前の会社というのが同じように営業とかマーケティングとかシステムを売っていたんですね。ターゲットが大企業で都会向けに営業してたんですけど、私たちは地元の小さい企業を支援したいなあと思っていたので、その点で取締役の白石に共感してもらって、一緒に会社を立ち上げることになりました。

地元を盛り上げたいという気持ちがあった

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齋藤:
地元に戻られて、地元の人口が減る中で地元の企業様を盛り上げていって、人口減少に歯止めをかけていきたい、その最先端で働きたいという気持ちがあったということですよね?

丸尾:
ありましたね。私自身帰ってくるときに、父の具合が悪くなって帰ったんですが、今も同級生が大阪や東京で働いていて、みんな地元には仕事がないんだよなあって言うんですね。でも地元の企業経営者に話を伺いに行くと、地元の方が人がいないっていう。そこのギャップを自分たちが埋めていければいいなと思っています。

なぜクラウドファンディングを運営してみようと思ったのですか?

齋藤:
一度外に出られて、岡山にUターンされたからこそできる、架け橋のようなことを今やられていると思うんですが、なぜクラウドファンディングを運営してみようと思われたのですか?

丸尾:
元々は、自分がクラウドファンディングをつかってみようかなと思ったのがきっかけでした。

地域・地元を発信するメディア会社をつくりたいと思っていたので、その費用とか人を巻き込めるマーケティングツールとして、クラウドファンディングを使ってみたらいいんじゃないと話をしていたんですね。

ただ、いちからクラウドファンディングのサイトを作り上げる労力よりは、それを運営して広げていく労力にあてたほうがいいのかなと思って、クラウドファンディングを運営する方法を調べていました。

そこで、FAAVOを見ているうちに、地元と都会をつなぐとか、考え方とかやっていることは僕達と同じだよねとなったんですね。それに、FAAVOって唯一地域・地元に特化していたので、じゃあ運営してみよう、ってなったんです。

実際にはじめてみて変化はありましたか?(良かったこと)

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齋藤:
元々メディアを運営したいという気持ちがあったんですね。確かに今「いーなかえーる」を運営していたり、これから物販などもやっていくのかなと思っているのですが、メディアにつなげていきたいというお考えが元々あったのですか?

丸尾:
そうですね、つなげていきたいという気持ちはありましたし。FAAVOを運営してみて、コンテンツの制作だったり、人を巻き込むノウハウなどがうちにも溜まってきているんですね。これはFAAVOの運営をやったことによって蓄積できたものです。

それと、商売的にも役に立っている部分があります。うちがやっているコンサルティングやWEB制作などバックエンドのサービス、そちらの収益のほうが大きいんですけれども、そういうバックエンドに対するフロントエンドとしてFAAVOや、いーなかえーるが機能してくれています。

わかりやすく言うと「FAAVOを運営している」ということが、うちの地域に対する活動をより尖らせてくれていて、さらにFAAVOを通して出会った方々が「うちもマーケティングをやってほしい」など、収益が大きいビジネスにもつながる。

齋藤:
それはとても嬉しいです。最初はコンセプトに共感してもらったと思うんですが、その中で今は本業につながっている部分があるということですね?

丸尾:
それはかなりあります。それこそレプタイルの「地元の魅力を発信したい」「地元を元気にしたい」という理念を、FAAVOを運営することで前面に出すことができ、行動で示すことができているんです。口で「地元を元気にします」というだけではなくて、こういうものを立ち上げて運営しています、というのは僕達のブランドになっています。行政からも声を掛けられているので、非常にうまく機能し始めているという印象ですし、実際してきています。

齋藤:
それはとても嬉しいです。

では大変だったことはありますか?(悪かったこと)

齋藤:
逆にクラウドファンディングは大変なことも多いと思っているんですが、勿論それを説明した上でご一緒させて頂いているんですけど、いくつか「これは大変だった」ということを挙げて頂いてもよろしいですか?ざっくばらんに。

丸尾:
大変といえば、うちの本業が忙しくなれば手が回らなくなることはあるのですが、ただ、今フロントエンドとして機能してくれているので、営業活動と一致しているのでそんなに問題ないんです。

ただ、「クラウドファンディング」がまだ地元では知名度が低いというのが一番苦労するところですね。

まず利用する前に知ってもらうことが大切なので、その説明に苦労しますね。そのようなところから活動しなければならないというのは、言ってみれば大変なところではあります。

齋藤:
そもそも「クラウドファンディング」っていうワード自体がまだまだ、地方だと誰も知らない状態から入っていくので、クラウドファンディングのメリットだったりリスクだったり、そういうのを伝える労力っていうのはありますよね。いま、地元の方々にFAAVOやクラウドファンディングのことを説明するチラシも作ってますので、完成を急ぎますね。

FAAVO スタッフの印象はどうですか?

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齋藤:
聞くのが怖かったりするんですが(笑)なかなか東京と岡山でお会いできないところもあるのですが、FAAVOスタッフの印象を広い気持ちでお答えいただけますか?

丸尾:
印象は、私たちも若い会社で同じようなインターネット関係のことをやっているので、なんというんでしょう、ウマがあうっていうのはありますね。

ただやっぱり東京〜岡山と距離が離れているというところがありますので、どうしても Skype とかメールとかチャットワークでの対応が中心になるので、時にやっててズレが生じている部分は少なからずあると思うんですね。

ただ、やっぱり久々ですけどこうして直接会うと全然違うんですよね(笑)意思疎通がやりやすくなるというか・・・。

齋藤:
そうなんですよね。我々としてもどのようにやっていこうかなと思っていて、実は色んなタイプのオーナーさんがいらっしゃるんですよね。

今回のように直接お会いしたいという方もいらっしゃいますし、逆にドライにやりたいという方もいらっしゃったりとか、その中間が今は顔を見ながらのSkypeでのビデオ会議などになると思うんですよね。

チャットとかはやはりちょっと無機質になりすぎるなあと。オンラインでも少しでも顔を見る時間をつくったほうがいいですよね。あとは勿論我々としても出来る限り外に出てお会いする時間をつくりたいと思ってますし、僕だけでなく違うメンバーにも各地を訪れてもらったりというのはあると思うんですけど。

FAAVOが起案者に使ってもらえる理由は「顔が見えたから」

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丸尾:
いろいろなクラウドファンディングサイトを検討されていた起案者の方が、FAAVO岡山を選んでくれた理由に「顔が見えたから」と言われるんですね。

岡山から他のクラウドファンディングを使おうと思っても、他のクラウドファンディングサイトの運営の方にとっては、遠くの人じゃないですか。でもFAAVO岡山として、岡山に運営者がいることで、私たちの顔が見えることを大切に思ってくれる人がいるんですよ。

そこがFAAVOのいいところだと思いますので、起案者とエリアオーナーとの関係値だけでなく、エリアオーナーとFAAVOの関係もそのようなところを大事にしていきたいですよね。全然顔が見えてないのはよくないと思うので。例えば、FAAVOのシステムを開発されている裏方の方々も、外の空気を感じる時間も大切だと思います。

地域毎にオーナー制をとっていて、地方の人にも顔が見えるクラウドファンディングって、唯一FAAVOだけじゃないですか。そこを伸ばしてくといいと思います。

齋藤:
FAAVOは仰るとおり、地域の方々に寄り添うというか、一緒に走っていくものにしたいんですよね。東京の我々だけではできないことを現地のオーナーさんと一緒にやっていく。なので、オーナーさんたちときっちりとコミュニケーションをとれるようになっていきたいなと思っています。

丸尾:
そのことが、また新しいオーナーさんの参加にもつながると思いますしね。

齋藤:
本当に、そのようにやっていきたいです。

丸尾:
色々なお考えのオーナーさんがいらっしゃるとは思いますけど、うちはやっぱり来てほしい方なんで(笑)やっぱり地元を見てほしいから、「きんちゃい!」って言います!

齋藤:
僕は地方に行きたい人間ですし、メンバーも行きたがっているんですよ!その点は会社の予算と相談しながらということにさせてください・・・(笑)

今後、クラウドファンディングに期待することを教えてください

齋藤:
最後の質問です。「今後、クラウドファンディングに期待すること」を教えてください。いかがでしょうか?

丸尾:
小規模の企業でもいいアイディアやリソースを持っている人はたくさんいるんですよね。

そのような人たちがアイディアだけで終わってしまわないように、色んな可能性がきちんとカタチにできるように、そんな地域が日本中にできるように、僕は期待しているところです。

自分たちが、その方々が活動しているところに関われるというそこがFAAVOのすごくいいところだと思っています。

齋藤:
ありがとうございます。同じような気持ち(地元を盛り上げたい)を持っている方が、僕が接しているだけでもすごくたくさん全国にはいらっしゃるので、ぜひ横のつながりをつくる機会もつくっていけたらな、と思っています。

丸尾:
そうですね、つながりはつくっていきたいですね!それはぜひお願いします!

齋藤:
それでは、本日はありがとうございましたー!

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